交通安全夏期大学セミナーの目的と対象
目 的 |
輻輳する交通事情のもとにおいて、交通安全教育・指導の業務に従事しておられる方々のために『交通安全夏期大学セミナー』を開催し、交通安全の哲学、交通安全の理論と実際、運転者の指導法など、指導者の日常業務実施の基盤となるテーマについて、専門家の方々による講義を行い、交通科学の振興と交通安全の実現に寄与しようとするものであります。 今回は、平成14年度の交通事故発生件数の減少および交通事故死亡者の画期的な減少等の状況の中で、高齢者や自動車に係る安全対策が重要となっていることを受けて、高齢者および自転車利用者の安全対策の重点を志向したテーマを取り上げています。 |
対 象 |
1. 地方公共団体等で交通行政および交通安全指導業務を担当しておられる方々。 2. 安全運転管理者、運行管理者など、民間および公共企業体で従業員や職員の交通安全教育や指導を担当しておられる方々。 3. 自動車学校・教習所などで運転者の養成や指導にあたっておられる方々。 4. 交通安全と安全運転に関心をもっておられる方々。 |
★開催日時:平成15年9月11日(木)・12日(金) (平成15年度の夏期大学セミナーは終了しました)
★講義会場:東京慈恵会医科大学 大学1号館講堂(1号館3F)
(東京都港区西新橋3-25-8)
TEL 03−3433−1111(代表)
(注)今回の研修・見学は未実施
★講義参加定員:200名
(申し込み先着順に締め切らせて頂きます。)
★講義参加費(テキスト・昼食代含む)
○会 員:15,000円
(賛助会員は、賛助会費5万円以下は1名、6〜8万円は2名、9万円以上は3名を会員扱いとします。
○非会員:21,000円
9月11日(木)10:00〜17:00 | |
○開会挨拶 | 社団法人 日本交通科学協議会会長 |
○講義テーマ・講師 | 1. 高齢者の交通安全と最適モビリティの在り方 岡村和子((財)交通事故総合分析センター 研究第一課 課長) |
2. 交通違反とリスク行動への心理学的アプローチ 芳賀 繁(立教大学文学部心理学科 教授) |
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3. 視覚系の加齢が及ぼすブレーキ反応への影響 大久保堯夫(日本大学生産工学部 教授) |
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4. ドクターヘリの救命効果 小濱啓次(川崎医科大学救急医学 教授) |
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5. 薄暮・夜間等における運転者の視認性 〜蛍光反射材の効果〜 田中久雄(住友スリーエム(株)反射材製品事業部保安工事製品販売部 部長) |
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9月12日(金)10:00〜16:00 | |
○講義テーマ・講師 | 6. 企業における安全運転管理の実践的指導 丸山康則(麗澤大学 名誉教授) |
7. 高齢者の交通事故と安全指導のポイント 〜自転車・歩行者〜 月居吉彦((有)シグナル 代表取締役) |
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◇ビデオ | 8. ビデオ「悲しみは消えない」 〜飲酒運転への戒め〜 ((財)埼玉県交通教育協会) |
9. 交通社会における高齢運転者教育の在り方 蓮花一己(帝塚山大学人文科学部 教授) |
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10. 救急隊の目で見た救急活動の実態 田中 武(東京消防庁 救急部 救急指導課) |
(注)講義テーマ・講義日程については、変更することがあります。
過去の夏期大学セミナー(第24〜31回)