当協議会では、日頃、運輸(運転)業務に従事している方や、交通安全に関わる教員者、管理者、研究者、保険事業者等を含めた広く一般の方々を対象に毎年シンポジウムを開催いたしております。これは、交通事故をめぐる社会的問題と対策、医学・工学等を通じた交通安全に関わる研究成果などを広く皆様に知って戴き、もって交通安全に寄与することを目的としています。今回は下記のメインテーマにより開催いたしますが、このシンポジウムを通じて、多くの方々が交通に関わる災害・事故等の予防と生命の安全確保に目を向けて下されば幸いです。 |
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第9回 交通科学シンポジウム 自動車等の利用時における緊急事態への対応 −危険からの回避− |
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昨年3月11日の東北の太平洋岸を中心に生じた大地震に伴う大津波、大火災更には福島原発の事故は、多大な犠牲者と被災者を生じさせ、多くの人が悲しみの苦しみの中で過ごされている。今回はこの大震災を踏まえて、クルマや列車等種々な乗物を利用する際に遭遇した災害により発生する危険から個人として、集団として如何に対応して危険から回避できたか、またはその際の問題は何であったか等を、渦中で実体験された方々の体験と対応を話して戴き、将来への対応は如何にあるべきかに焦点を絞って、今後の二次的災害からヒトの安全を如何に確保するかを考えて戴くものである。 |
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日 時 | 平成24年7月27日(金) 午後1時開演 |
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会 場 | エッサム神田ホール 東京都千代田区神田鍛冶町3-2-2 (JR「神田」駅東口 徒歩1分) (東京メトロ銀座線「神田」駅 3番出口徒歩1分) (東京メトロ丸の内線 「淡路町」駅 A1出口徒歩5分) |
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募集人員 | 100名 (募集人員に達した場合はその時点で締め切ります) | |
参加費 | 5,000円(資料代込) |
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プログラム | 13:00 開会挨拶(会長 大久保 堯夫) | |
13:05〜13:50 「水没した車内からの救助の困難性について−実際の救助事例を中心に−」 畠中 強(東京消防庁日本橋消防署 浜町水難救助隊 隊長) |
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14:00〜14:50 「東日本大震災における乗客の避難誘導と災害対策の在り方」 (1) 津波からの避難の教訓と1,000名以上の乗客とトンネル内で地震に遭遇した教訓 (14:00〜14:25)横山 淳(JR東日本 一ノ関運輸区 主任運転士) (14:25〜14:50)高橋 健(JR東日本 盛岡支社 新幹線運輸区 主任車掌) |
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15:00〜16:00 (2) JR東日本の奇跡を生んだ11,000名の組合員の声 石井 隆(東日本旅客鉄道労働組合 中央副執行委員長) |
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16:10〜16:55 「自動車ドライバーの緊急時危険回避」 相川 潔(くるま総合研究会 代表) |
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●お申し込み方法 「シンポジウム申込書」![]() FAX 03-3264-5482 ●お問合せ (社)日本交通科学協議会 事務局 TEL:03-3264-5481 FAX:03-3264-5482 E-mail:jimukyoku@jcts.or.jp |
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