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  開催にあたって
                             第39回日本交通科学協議会総会・学術講演会
                                  総会会長 長 江 啓 泰


 第39回日本交通科学協議会総会・学術講演会をこのたび担当させていただくことを誠に光栄に存じます.今回は東京都心の御茶ノ水にあります日本大学理工学部駿河台キャンパス1号館で開催いたします.会場は本年3月に竣工したばかりの新しい校舎であります.さらに総会・学術講演会の開催については日本大学理工学部機械工学科自動車工学研究室の岡野教授,関根専任講師のお二人が中心となって準備を進めてまいりました.会員の多数の出席をお待ちしております.なお,本会の名称を以前の総会・研究発表講演会から総会・学術講演会に変更いたしましたことを申し添えます.また,今回から電子メールによる申し込みを導入いたしましたが,ほとんどの先生方からメールによって申し込みをいただき,スムーズに運ぶことができましたことを御礼申し上げます.
 交通科学全般とその安全について,工学,医学,社会科学の多方面から学際的に研究交流を続ける本協議会が果たす社会的役割は意義深いものと考えます.今回は29件の一般講演と1件の招待講演を予定しております.一般講演の内容を見ますと,救急医療,交通関係医療,ドライバの生理と運転行動モデル,交通安全教育,交通事故分析など非常に多岐にわたります.招待講演では高齢者の交通事故が近年問題となっていることから,高齢者の運転行動について千葉大学の鈴木春男先生からご講演をいただく予定であります.プログラム編成はなるべく内容の近いものでセッションを組みましたが,発表者のご都合で必ずしもそうならない場合もあります.セッション内容を示すタイトルは一応の目安とお考えください.会員の先生方におかれては,学術講演会当日の活発な議論をお願い申し上げます.
 なお,オプショナルプログラムはご案内の通り,日本大学理工学部船橋校舎にあります大型研究設備の見学を企画いたしました.特に交通総合試験路は幅30m,全長618mの試験コースで,自動車,二輪車の走行試験,飛行機の滑走試験などが行われます.工作技術センターは注文に応じて研究用機器の設計製作を行っています.こちらのオプショナルツアーへの参加もお待ちしております.


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